ナンバープレート盗難の実態
ナンバープレート盗難は年間約6,600件!
令和3年3月 警察庁生活安全企画課
車両の部品が盗難被害に遭う「部品ねらい」の認知件数は、平成14年以降減少傾向にあります。
一方で、部品ねらいに占めるナンバープレートの被害の割合は増加傾向にあり、令和2年は僅かに減少して49.1パーセントとなりましたが、依然として高い割合となっています。盗難されたナンバープレートは他の犯罪に悪用されるケースもあるため、警察庁では、防盗性が高い「盗難防止ネジ」の普及促進を図っています。
全国の部品ねらい認知件数1万3,453件のうち、6,608件(約49.1パーセント)がナンバープレート盗難です。
盗まれたナンバープレートは、二次犯罪に悪用されています。
ナンバープレートが盗まれると・・・
- 盗難車や覚せい剤密売車両へ取付け
- ひったくりなどに使う盗難バイクなどへ取付け
- 殺人や強盗・誘拐など凶悪犯罪に使用する犯行車両への取付け
など、二次犯罪に悪用されています。
警察の捜査の目をかいくぐり、発覚を遅らせるためなどに盗んだナンバープレートを取り付けた車両を悪用しています。ナンバープレート盗難を防ぐことが、凶悪犯罪、テロなどの二次犯罪を防ぐことにつながります。
ナンバープレート盗難は年間約6,600件!
ナンバープレートを固定している従来のネジはドライバーが1本あれば、10秒程度で簡単に外せます。
あまりにも無防備でサビに弱いという欠点もあります。
あまりにも無防備でサビに弱いという欠点もあります。

あっという間に盗まれます
自宅駐車場から・・・
コインパーキングから・・・
なんと買い物先の駐車場でも・・・
コインパーキングから・・・
なんと買い物先の駐車場でも・・・

軽自動車やバイクのナンバープレートも狙われています
メーカーや車種を問わず、普通自動車に限らず、軽自動車やバイクも被害に遭っています。

営業車や社用車も狙われています
営業を妨害しようと企て、社用車・営業車などのナンバープレートを盗むケースが急増しています。
ナンバープレートが盗まれると車両が運行できなくなり巨額な損失がおきてしまいます。
ナンバープレートが盗まれると車両が運行できなくなり巨額な損失がおきてしまいます。
